初めてフルマラソンを走ってみて。
前記したように30km以降は未知の世界状態で本番を迎えたわけですが、33kmまでは辛さを感じることもなく、自分のペースで走れました。
今回走ったKIX泉州国際マラソンは33km以降に大きな橋が2つ続き、さらに折り返してもう一度2つの橋を渡らなければいけないという、最後に大きな関門があるコースになっています。参加者の間ではモンスターブリッジと言われているようです。
モンスターブリッジに備えて手前でエイドを多めに摂ったり、最後の補給ジェルを摂取しましたが、あっけなく脚も心もやられました。30km以降の急勾配は精神的にやられます😨
2つの橋を越えて、折り返し地点に行くまでの間で見事に両脚を攣ってしまい、しばらく立ち止まることになる始末😅
と、最後はとても辛く苦しい印象が残りますが最初の混雑時を除き、橋までの33kmは目標にしていた5分40秒/kmのペースを崩さず貯金を作りながら、それでいて心肺は余裕のある走りを続けることができ、練習の成果を感じながらラップを刻んでいました。
目標の4時間切りは・・・
ということで、目標である4時間切りを達成することができました😊モンスターブリッジに差し掛かってから著しくラップタイムが遅くなり、脚を攣った時点で時計とにらめっこして、残り時間と距離で引き算をしながら走っておりました🙄
序盤でたくさんの貯金が出来ていたことが大きかったと思います。貯金が無くて脚も動かないのにペースを上げなければいけないとなった時に、何より精神的に辛くなると思います。
今回は結果的には目標達成できて万歳なのですが、序盤の貯金を作らずに脚を温存(自分にとってどれくらいのペースで温存できるのかは?)していれば、33km以降でもコンスタントにラップを刻めていたのかという疑問が残りました。
もし脚にガタが来た原因がスピードを出したからというより長い距離を走ったことによることが大きいのであれば、今後どういったトレーニングをすれば効率良くフルマラソンに耐えられる脚を作れるのか。
今回は初めてのフルマラソンということで、補給ジェルを4つ(うち2つは脚攣り防止用のマグオン)を持っていきました。すべての給水ポイントで2杯頂いたのと、35km地点でのバナナを1本頂いたくらいで、水分はともかく食べ物はそれといって食べませんでしたが、空腹感を感じることはありませんでした。
バナナはすごい。
脚攣り防止用に持っていたマグオンは、15kmと25km地点で時間をかけてゆっくりと摂りましたが、33km地点でまさかの両脚をしっかりと攣りました。笑
ハーフマラソンの時は、じわじわと攣りそうな感覚が近づいてくるのが分かり、これ以上スピードを出したり力む走りをすると攣ると感じたのですが、今回は急にそれが来て何も身構えることなく脚硬直でした😅
自宅で攣ってしまったりすると、身を任せて動けるようになるまで待ちますが、マラソン中で4時間切りの目標がある以上治まるのを待ってられません。痛みを堪えて走り出すと意外とスピードを出せて、しばらくすると普通に走れるようになりました。
それでも攣りそうな感覚は38、39km地点でもずっと続き、その瀬戸際を駆け引きしていましたが、35km地点で頂いたバナナ1本が吸収されたのか、力んでもスピードを上げても急にその感覚は全く無くなり、そのままゴールまで持たせることができました。
バナナはすごいです。次のフルマラソンでもその辺りで摂れるよう最初から持っていたいくらいです。
今後の課題は。
今回のフルマラソンで痛みを感じた部位としては、
①左脚裏の母̪趾球②左脚付け根③両脚太もも(攣った)④右脚土踏まず。
マラソンを終えて1日経った今日でもやはり、左脚の方が痛みが強い。両脚への一歩に対する負荷が均等でないから、こういう痛み方をしているのであれば、走り方を見直す必要がある。
それ以前に大きな問題は体重かな・・・身長170cmに対して体重は68~9kgある。練習を始めてから安定して全く体重は変わっていないが、もっと減量しなければと頭では分かっているが、行動に移せていない🙄いい加減に何とかします。
そもそもフルマラソンに対応できる脚を作れていないのであれば、まずはそこからやり直しです。
初フルマラソン出場で4時間切りが出来たことは達成感があり、嬉しく思っています。
せっかく42.195kmもの距離を走ったので、次に活かせるためのヒントを見逃さないようにこの記事に残しておきたいと思います。
怪我なく万全の体調をもってフルマラソンに挑めたことと、運営スタッフの方々の尽力によりこのマラソン大会が無事に開催され、最後まで安心安全に走ることが出来たことに感謝します。
ありがとうございました。
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